「基本給」にこだわりすぎて損をする!?看護師転職の落とし穴

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「基本給」を重要視する看護師さんが多い理由


皆さんは基本給を気にされた事はありますか?

月収には、ベースとなる基本給が組み込まれており、各手当等などが加算されていき、最終的に“月収=額面=総支給”となります。
転職の際に希望される条件として『基本給○○万円以上』を絶対条件にする方は少なくありません。

「基本給」を重要視する看護師さんの声

基本給を重要視する看護師さんは
『退職金やボーナスに関わってくるから・・・』
『現職・前職ではそのくらい貰っていたから・・・』
などの意見が多いです。

基本給は退職金の計算式に関わってくる事もあります。
そうなりますと、当然基本給が高い方が良いですよね。

ボーナスも基本給の倍数である事からこれも同様です。
この様な事を踏まえると、基本給が高い方が良い様に思えますし、当然、転職の際にはとても大切な事なので、重要視されるのも解ります。

ですが、実は最終的にこの考え方は損をする可能性もあります。
基本給を意識し過ぎるとどのような問題が発生するのでしょうか。


「基本給」にこだわりすぎると損をする?


過去に担当した看護師さんの場合。

『前職の基本給30万円貰っていたので、同等を希望したいです。』

転職時期は、年内退職の為1月1日のご入職をご希望されておりました。
ですが、前職は7年程お勤めで昇給等で上がっている分、転職1年目で基本給が同等額になる求人は見つかりませんでした。

そんな中でも1件、面接に行き内定をいただけた病院で調整手当込みで月30万円という条件をいただく事が出来ました。

『ですが、基本給が、、、』

再度ほかの求人も見ながら、最後まで悩まれて、出された答えは、
『ここで決めようと思います。』

決め手は、相談したご友人からのアドバイスでした。
「仮に基本給が満足行く求人が見つかるまで探してても、給与が変わらないなら同じじゃない?」
「1ヶ月間求人を探しているだけで過ごすなら、1ヶ月間働いて30万円お給料もらったほうが良くない?」
「それに、一旦離職すると社会保険から国民保険の手続きとかもあるし。」

結果、内定を受けた病院で働き始めた看護師さんですが、ご自身に合っていて人間関係も良好な病院で、とても楽しく働けて満足されているとの事でした。
1月1日のご入職されたことで、初年度賞与の算定期間も増えて、初めての賞与のわりに多めにいただけた様でもございました。

今年で4年目になりますが・・・・。

先日、『今年の昇給で基本給も前職と同等になり月給も上がりました!』と嬉しいご連絡をいただきました。
『もしあのまま、求人を探して転職時期をずらしていたら損をしていたかもしれませんね。』


長期的に見て最善な求人を選びましょう!


基本給だけで求人の良し悪しを判断するのではなく、どの求人が長期的に見て【最善】なのかを判断することが大切です。
判断に迷いすぎて、どつぼに嵌まってしまうケースもあります。
お悩みの方、そうなる前にまずはお気軽にご相談ください。


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