賞与のタイミングのお話

この記事は2分で読めます

talk_15

賞与(ボーナス)が出る夏と冬。
皆さま、上がったり・下がったり・若しくは貰えなかったり・・・。
お勤めの医療機関によって、その差が激しいものでもあります。

賞与とは支給条件が各医療機関で、労働契約や就業規則などで定められているのが一般的です。
支給条件・時期・計算方法などなど・・・。
医療機関に寄って【決まり】がある為、支給条件に大きな差が生じます。

また転職を考えている看護師さまは、『賞与を貰ってから退職』なんて
もちろん考えてますよね。
でも気を付けて!
そこにも落とし穴があります。

例えば、、、。
厚労省のモデル就業規則を例に「第46条」規定がある医療機関に勤務しているAさんが、12月10日付けで自主退職しました。
Aさん(仮名)にしてみれば【6月~11月】までの半年間。
一生懸命働いてきたきた分の賞与を貰う権利があるはずだと考えるのは自然ですよね。
先ずは厚労省のモデル就業規則【第46条】を見てみましょう。

****************************************
1:昇給に関する事項は、就業規則の絶対的必要記載事項に当たりますので、昇給期間など昇給の条件を定める必要があります。
賞与は、原則として下記の算定対象期間に在籍する従業員に対し、会社の業績等を勘案して下記の支給日に支給する。
ただし、会社の業績の著しい低下その他やむを得ない事由により、支給時期を延期し、又は支給しないことがある。

算定対象期間/支給日
12月1日から5月31日まで/6月15日
6月1日から11月30日まで/12月15日

2:前項の賞与の額は、会社の業績及び従業員の勤務成績などを考慮して各人ごとに決定する。
****************************************

しかし、この場合。
第2項の【支給日在籍要件】を盾に、Aさんにはボーナスを支払わなくてよい、という結論になります。

第2項には就業規則に、賞与の支給対象者を一定の日(例えば6月1日や12月1日、又は賞与支給日)に在籍した者とする規定を設けることで、期間の途中で退職したり、その日に在職しない者には支給しない事とすることも可能なんです。

また、就業規則に第2項のような明文の規定がなかったとしても、支給日に在籍している勤務者のみに賞与を支給していたという慣行が労働者と使用者の間で成立しているといえる場合には、同様にAさんにはボーナスを支払わなくてよい事になります。

いかがでしょうか?
皆さんも、気を付けて【辞め時】を間違えない転職をしましょう。

関連記事

  1. talk_thum16
  2. talk_21
  3. talk_4
  4. talk_22
  5. talk_thum_5
  6. talk_thum21
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2017年 7月28日

Top