転職先の決め手 ~ケース「やりがい」か「年収」か~

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3つの病院を面接して、幸い全て内定した看護師のKさん


『私を最も高く評価してくれたところで働きたい』という人が増えている
この場合“高い評価”というのは年収の事である事が多い
「給与が沢山欲しい」と言う事に対しては波風が立つこともあるが、「高い評価を私にしてくれた」と言うと、随分と印象が変わるものである



「これで3つの病院から内定を得る事が出来ました。新しい病院を受けるのは控えた方が良いかとは思います」


私のアドバイスも踏まえてじっくり考える事にした看護師のKさん


Kさんは大手美容外科で活躍してきた方だが、30歳になったのを契機に病棟でキャリアを積んでいきたい・・・という希望でご相談を受けていた方だった
20代をずっと美容外科として働いてきた方が、いきなり病棟を希望するというのは、採用担当としては意見が分かれるところだが幸い、面接に進める病院が現れた
そして、面接となるとやはり美容外科での接客経験があるだけに受け答えも的確で、短期間で3つの病院から内定を得るところまで進めることが出来たのだった



まず、A病院は年収は前職と同程度。
病棟未経験なので、この辺りからスタートしてくださいということらしい。

B病院は、Kさんにとっては慣れ親しんだ美容クリニックが運営している病院。
新規オープンの病院なのでヤリガイはあるが、事業が軌道に乗るまでは前職の給与よりも低い年収となる。

C病院は、いわゆる高年収を出す事で知られている病院だ。
病棟未経験のKさんだが十分対応してもらえるだろうという期待が大きく、年収は前職よりも二回りアップする提示をされていた。


「2~3日考えさせてください。家族ともよく相談してみます」
Kさんはこう言って、しばらく考えることになった。


そして、Kさんが結論を出す日がやってきた。
ほぼ3つの病院とも、この日の前後には回答が欲しいということになっていた。


「いかがですか? もうお考えはまとまりましたでしょうか」
「ええ、悩みましたが結論を出しました」


その結論とは、「B病院で頑張ります」というものだった。


「そうですか。一番年収も安いですし、リスクもあるという病院ですよね」
「やはり、今まで自分を育ててくれた美容業界の発展につながる仕事ができるという部分に、非常に魅力を感じてしまったんですよ。C病院さんには、高い評価をいただき、本当にお礼を言いたいと思います。よろしくお伝えください」



『高い評価をしてくれた病院』=『給料のいい病院』を選ぶ…という人ばかりでもないのである。
Kさんの選択はとても明快でさわやかに印象に残ったのだった。

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【コンサルタントのまとめ】

生活の基盤となり得る年収は高いに越したことはない。
高年収に魅力を感じる求職者も多いのが実情だが、そんな風潮とは裏腹に自分の夢を追いかけたり、ストレスのない環境を選びたいという人もまた多い。
高年収=働きやすい、という図式は成立しないケースも多い事を考えると、それ以外に価値を見出していくのも良い選択であろう。

今回のKさんは、看護師としての病棟スキルの必要性を感じての転職であった為、元々給与希望はそれ程高くは無く、選ぶポイントが年収では無かった。
絶対条件が『スキルアップ』に対し、希望条件を『やりがい』か『年収』とした時に『やりがい』を選んだ結果となった。

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