看護師の転職は4月入職とボーナス後8月入職のどちらがオススメ?

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看護師さんの転職が主に盛んになるのは春の4月と夏の8月と言われております。
4月は新生活をスタートされる方も多く、新卒の方が多数入職するので1年を通して最も入職者数が増える時期でしょうか。
対して8月は夏のボーナスをいただいてから、新しい職場に転職する方が多く、人事の方も採用を強化する時期になっております。

この時期に中途採用での転職を考えている看護師さんとお話させていただくと、4月に入職するべきか、それともボーナス後の8月に入職するべきか、悩まれている方も一定数いらっしゃいました。
今回は転職コンサルタント目線で4月入職と8月入職のメリットや、転職業界についてお話させていただければと思います。

4月入職の方が採用チャンスが高い

病院だけでなく一般企業もそうなのですが、新年度を迎える4月から人員体制を整える事を第一に考えます。
その為に非常に採用活動が積極的に行われますので、求人数が増加し採用チャンスも増えてきます。
採用難易度が高いと言われている法人に狙いを定める際には、採用側の思惑と一致するこの時期に面接に挑む事は理に叶っている行動といえるでしょう。

4月入職のメリットとは

看護師さんが4月から勤務をスタートするメリットは沢山ありますので、それらのメリットについてお話していきたいと思います。

メリット① ボーナスが増える可能性があり

法人により上下しますが、冬のボーナスの算定期間が4月から9月である事が多いです。
法人により考え方が異なりますが、算定期間に丸々在籍していないと賞与の出ないケースも考えられます。

ただ、一般的には算定期間に丸々所属していない場合、月割や日割などで減額となります。
もし賞与算定期間の最初から所属していれば、それだけ冬のボーナス金額が良くなりやすいです。

メリット② 新しい環境にいち早く馴染む事が出来る

4月は各職場内で年度の区切りを迎える関係で、人事異動や新しい看護師さんの入職・退職など、多くの入れ替わりが発生します。
その時期の転職であれば、他の時期と比較しても遥かに周りのスタッフとのコミュニケーションを取りやすく、スムーズに新しい職場に馴染む事が可能になります。

更に春には歓迎会を含めたお花見などの各種イベントが密集している為、多くの方とのコミュニケーションを深めるキッカケにもなります。
人間関係で悩まれる方は本当に大勢いらっしゃいますので、そんな方にこそ4月転職をオススメしたいと思います。

メリット③ 4月入職の新卒・中途組と一緒に研修を受ける事が出来る

4月以外での中途採用の場合、先輩看護師さんによる教育は実施されますが、なかなかたっぷりと時間を割いての教育は難しいのが実情です。
しかし、4月に入職する事で、新卒と同様に丁寧な教育を施していただき、各種多様な研修を受けられるメリットがあります。

メリット④ 現職の退職がスムーズにいきやすい

他の看護師さんの教育担当を行っている場合、年度初めから年度終わりまでの計画である事が多いので、なかなか年度途中で退職してしまう事は、心理的障壁が決して低くはありません。
年度が明けた4月にはひと段落している事も多く、自分の仕事がキリよく終わるタイミングで退職しやすい時期になります。

出来るだけ自分の退職によって職場に与える影響を少なくし、スマートに次の職場に移る事が社会人にとっては大切になるでしょう。
また、早い段階から3月退職を表明しておく事で、現職の採用活動に掛ける時間が増える事も見逃せません。

夏の8月転職は実際どうなの?

下半期がスタートする10月に向けた動きを見せる夏という時期も、4月入職同様に採用活動が盛り上がりを見せております。
4月入職に続いて8月入職のメリットについてもお話してまいりましょう。

メリット① 入職直ぐに夏休みとなる可能性がある

8月のお盆時期を夏休みに設定している法人に入職した場合、入職して間もなく夏休みになります。
入職後は新しい環境に馴染むのにどうしても時間が掛かってしまい、目に見えないストレスを感じてしまう事もあるでしょう。
教育担当の看護師さんや職場の研修などで、様々な新しい知識や業務を覚える事になりますが、夏休みを取りリフレッシュしながら学習期間にあてる事も出来るので、スキル定着に繋がります。

メリット② 採用活動を強化している傾向がある

4月入職に向けて採用が最も強化されるのは事業年度の関係になりますが、この時期は夏のボーナス後の退職が多くなる時期ですので、採用を急いでいる事も多いです。
ですので、双方のタイミングが合致した看護師さんから積極的に採用決定となる可能性が潜んでおります。

メリット③ ボーナスを受け取る事が出来る

ボーナス支給タイミングは7月、もしくは6月になりますので、8月転職で時期を定める事でボーナスを満額受け取り新しい職場に転職する事が可能になります。
やはり、可能な限りボーナスは受け取りしてから転職する事が賢い転職になります。

ただ、状況によっては現職のボーナス受け取りを諦めて、可能な限り早く入職する事も選択肢として有効です。
採用側が即戦力を求めている場合、採用側の期待に全面的に応える事で、新しい職場でのスタートを上手く切る事が出来る事も考えられます。
受け取りたいボーナスではありますが、こだわり過ぎて転職先との関係が悪化する事の内容に注意していきましょう。

まとめ

今回、4月転職とボーナス後の8月転職のどちらがオススメかお話させていただきました。
双方にメリットがありますので、看護師さんを取り巻く環境や状況に応じて決められる事が最も良いのではと思います。

ただ、基本的には次の職場が求める時期に可能かぎり合わせる事が大切になるでしょう。
転職時期を4月にするか夏にするか、なかなか看護師さんだけ決める事が出来ない方は、是非ナースJJまでお気軽にご連絡いただけますと幸いです。
経験豊富な転職コンサルタントが適切なアドバイスをさせていただきます。

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