看護師の面接対策「面接マナー」注意点!

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看護師として転職をする際の、最終審査となる採用面接。看護師採用試験において、面接での第一印象はとっても重要です。面接が近づいてきたときに押さえておきたいのが、面接のマナーです。まず、転職活動における面接とは、応募先に「お客さまとしてお邪魔する」のではなく、「一人の看護師として自分を売り込む」ための大切な場面だと認識しておきましょう。面接での立ち振る舞いや言葉遣い、姿勢、コミュニケーションの取り方なども、選考のポイントになります。ここでは、やってはいけないNG行動、面接前の準備や服装、当日の流れなど、注意点をまとめてご紹介します。



受付前に身だしなみチェック

「人は見た目が9割」そんな言葉を聞いたことはありますか?「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことがなくても、「人は見た目が9割」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 メラビアンの法則とは、「会話の印象を決める要因の9割は視覚・聴覚情報である」という法則です。特に短い時間で行なわれる採用面接では、第一印象や見た目が、面接で話した内容よりも記憶に残る場合もあります。つまり、第一印象や見た目は、面接の合否に影響するのです。面接では、話し方から表情、仕草まで細かくチェックされています。印象は服装、髪型に左右されます。好印象を与えることはメリットしかありません!

前述の通り、身だしなみは、立ち振る舞いと同様に、あなたの印象を大きく左右するポイントです。採用担当者は、清潔感があるかどうかを重視して見ています。面接を受けるにあたって、看護師としてふさわしい服装・髪型をしているか、チェックしましょう。

面接会場(病院や施設など)の近くまできたら、最寄り駅のトイレなどで身だしなみチェックを済ませます。顔まわりのチェックは、手鏡を携帯すると重宝します。建物に入ってからだと、あたふたと身だしなみを整えている様子を先方の面接担当者やスタッフに見られてしまうかもしれません。それがマイナスな印象につながる可能性もあるので、避けた方が無難です。

夏の暑い日であっても、面接で「ジャケット不要」と明記されている場合を除いて、スーツのジャケットは着ていきましょう。面接会場につくまでは、ジャケットを手に持っていてもかまいません。ただし、シワにならないように注意が必要です。冬場のコートは建物に入る前に脱ぐのがマナーです。脱いだら畳んで手に持ってから、建物に入りましょう。



面接で好印象!服装・髪型・メイクのポイント!

面接で好印象を与える服装・髪型・メイクのポイントは、「清潔感があること」と「TPOをわきまえていること」の二つです。

TPOとは、時間(Time)、場所(Place)、場合(Occasion)の頭文字です。時・所・場合に応じて、態度や服装を使い分けることを意味する言葉です。何事も「TPOをわきまえる」「TPOに相応しい言動を心掛ける」ことが大切とされており、特にビジネスシーンでは必要不可欠な要素となっています。自分が「何を着たいか・着たくないか」ではなく、「相手に自分がどんな人間だと思われたいか」であり、服装もコミュニケーション手段の1つだということです。


清潔感のない服装や髪型は、第一印象に大きな影響を与えます。たとえば、型崩れやしわが目立っていると、清潔感のない印象を大きく与えてしまいます。スーツであればブラウスも含めて、きちんとクリーニングされているものを着ることが清潔感を感じさせる第一歩です。また、新卒のようなリクルートスーツ、個性が強すぎるものなども、面接の場では避けたほうがよいでしょう。看護師は比較的短時間で転職活動を終える人も多く、日頃スーツを着る機会があまりないため、一時的な転職活動のためにお金をかけてスーツを買うのは気が引けると思うかもしれません。しかし面接では、自信を持って臨む姿勢も問われます。服装に対する不安要素を抱えたまま面接に挑むよりも、不安要素がない状態まで身だしなみもきちんと準備をして面接に臨むのがGOOD!不安な要素を抱えたまま面接に行くと、周りの視線が気になって余計な心配をしてしまい、自分自身のアピールをする絶好のチャンスを逃してしまう場合も考えられます。服装を抜かりなく準備することは自信にもつながるのです!


また、寝癖やボサボサなど手入れが行き届いていないのが一目瞭然な髪も清潔感がないという印象を与えてしまいますので、入浴時のケアや髪を整えるなどして清潔にしておきましょう。面接直前のチェックも忘れずにしましょう!


面接は緊張と不安でいっぱいになりがちですが、身につけるアイテムで少しでも前向きな気持ちで転職活動に取り組めるといいですよね!



面接の服装はシンプルなスーツが基本


【スーツ】

黒やネイビー、グレーが一般的です。派手すぎず、シンプルなデザインのスーツを選びましょう。新卒の就職活動の際に使用したリクルートスーツは、中途の転職面接では幼く見えてしまったり、未熟で仕事ができない印象を与えてしまうこともあるため、あまりお勧めできません。もしリクルートスーツ以外持っていない場合は、新しいスーツを購入することも検討してみましょう。どうしてもリクルートスーツを着用する場合は、サイズやデザインの確認、中に合わせるインナーに注意して上手く着るようにしましょう。
ボトムスは、膝丈のタイトスカートか、セミタイトのスカートがお勧めです。活動的な印象を演出できるパンツもOK!ミニスカートやワイドパンツ、スキニーパンツなど、デザイン性や流行に乗ったもの、身体のラインを強調するものは、採用担当者によっては悪い印象になってしまうこともあるので避けたほうが無難です。


【インナー(ブラウス・シャツ)】

インナーの色は、特に白でなくてはいけない等の決まりはありません。しかし、デザインが過剰なものや胸元が大きく開いているものなど、カジュアルすぎるインナーは避けましょう。白や淡い色がレフ版効果で顔栄えもしますし、明るく清潔感のある印象を与えるのでおすすめです。濃い目の色は派手に見えがちなので、淡いピンクやブルーなど、自分の顔うつりがよくなる色を選択しましょう。また、下着が透けてしまうことがないよう、インナーの下にキャミソール等を着用するのもおすすめです。


【ストッキング】

スカートでもパンツでも、ストッキングは必須!夏でもストッキングは着用しましょう。面接にはナチュラルストッキングがおすすめです。装飾入りのストッキングやタイツは、スーツに合わない場合が多いので、避けたほうがよいでしょう。


【靴】

スーツに合わせるのは定番パンプス(ヒールは太めで3~5cm、色は黒)が常識です。スニーカー、ピンヒールなど、ビジネスシーンに不向きな靴はもちろんNG!靴の汚れや傷は見てないようで意外と見られているものです。面接前に靴を磨くことや、リペアに出しておきましょう。


【カバン】

A4の書類がそのまま入る、オーソドックスなビジネスバッグがおすすめです。派手な柄の入っているもの、ブランドのロゴが目立つもの、トートバッグやリュックは使わないようにしましょう。


【時計】

アクセサリーと同様に、目立ちすぎないものを選びましょう。



服装に指定がないときは?

服装に指定がない場合は、スーツを着ていくのが一般的です。「服装自由」や「私服可」などの記載があれば、スーツでも私服でも問題ありません。まれに「私服」を指定される場合もあります。この場合、「指示に従えない人」という印象を与えてしまうことがあるため、スーツは避けたほうが安心です。
「服装自由」や「私服可」の指示がある場合であっても、デニム、トレーナー、スニーカーなど、日常のラフな私服は厳禁です。あくまでビジネス一シーンなので、ビジネスカジュアルを心がけた服装が必要です。オフィスカジュアルとは、職場で着ていけるカジュアルスタイルのことです。シャツにスカートやパンツを合わせたうえで、ジャケットを羽織るのがよくあるコーディネートです。襟付きであれば、よりフォーマルな印象が与えられます。スカートの場合は、膝丈か膝が隠れる程度の長さがベストです。パンツの場合は、7~9分丈で足首が見える程度がおすすめです。前述の通り、カジュアルすぎる服装はNGです。Tシャツや胸元・背中・肩が出ている服も避けましょう。デニム生地やダメージファッション、ミニスカート、短パン等もNGです。靴はヒールの低いパンプスが無難です。色は黒や紺、グレーやベージュなどの落ち着いた色をチョイスするとよいでしょう。



印象ばっちり!面接のメイクはこれで決まり!

面接を受ける際のメイクは、「盛るため」のメイクではなく、「明るい表情をつくるため」のものだと考えましょう。ノーメイクで面接に挑む事は基本的にはNGです。ノーメイクで面接に行くのは、スウェットで面接に行くのと同じとされています。つまり、常識や配慮が足りていないのと同じなのです。適度なメイクは好印象につながります。普段、あまりメイクをしない方も、採用担当者にマイナスイメージを持たれないように、最低限のメイクはマナーとして行いましょう。


【ファンデーション・ベースメイク】

メイクは自分自身を美しく演出するものでもありますが、その他に、その人を健康的に見せるという役割もあります。ファンデーションやベースメイクによって、顔色が明るくなります。日ごろ、ファンデーションを使わない方も、面接でスーツを着る場合は、整える程度はメイクをしましょう。ボロボロなお肌では相手に清潔感を与えることができないので、ベースメイクでしっかりカバーするのがポイントです。お肌の保湿も忘れずに行いましょう。自分の肌に合った色のファンデーションを、薄く全体に伸ばしていきます。厚塗りをしてしまうとナチュラルな仕上がりにならないため注意しましょう。最後にパウダーでテカリを抑えるのもおすすめです。


【アイメイク】

まず、眉間が薄くなっていたり、毛先がぼさぼさになっていないかなどを確認しましょう。眉毛は表情や感情を伝えるために、大きな効果をもたらします。眉毛を描く場合でも、角度や太さなど、調整しましょう。目の形とほぼ平行に描くと自然に見えます。黒髪であっても、眉毛は表情に柔らかさが出るダークブラウンがオススメです。普段から付けまつ毛は欠かせないし、まつ毛エクステのないナチュラルメイクは苦手という人もいると思いますが、面接で大切なことは相手に清潔感を与えることです。アイシャドウのカラーはゴールドやブラウン系のものを使い、薄くまぶた全体に載せる程度にします。アイラインはまつげの間を埋める程度で十分です。目尻のハネ上げや太いラインを引くこともせず、引いているのか分からない程度で良いのです。アイラインをしっかり引いている人は目元が強調され、メイクが濃いという印象を持たれてしまうこともあるので注意しましょう。


【リップ・口紅】

ガサガサな唇はマイナス印象を与えてしまうので、リップクリームで保湿をしっかり行ってから口紅を塗るのがポイントです。リップの色はチークと同様に、自分に合ったカラーを選択して使うのが大切です。ナチュラルメイクだからといってリップの色が薄すぎると、かえって不健康な印象を与えてしまいます。顔全体の印象が明るくなるように、オレンジ系やピンク系、ベージュ系のカラーを選んで使いましょう。カラーリップクリームは保湿も口紅も両方の役割を1本でこなしてくれるのでおすすめです。


【チーク】

お顔全体の印象を明るくするためにチークもおすすめです。チークにもピンク系やオレンジ系などのカラーがありますが、自分のお肌がナチュラルに健康的に見えるカラーを選ぶのがおすすめです。色が濃すぎるものや一箇所に集中してつけるのも控えましょう。



アクセサリーやネイルについて

爪は短く切って清潔に整えましょう。ネイルやアクセサリーはNGです。たとえ現在、あなたが転職期間中で無職であっても、面接でネイルやアクセサリーはしない方が良い印象を与えられます。特に、面接官が看護師長や看護部長である場合、普段ネイルをしていないので、ネイルをしていると強い印象を与えてしまう可能性もあります。普通であればオシャレでも、面接の場ではネガティブな印象を与える可能性があるのです。



面接の髪型、好印象の決め手はやっぱり清潔感!

髪は、清潔感や知的な印象に大きく関係します。清潔感のある髪型で好印象に。面接はおしゃれのためではなく、好感を持たれる髪型を意識してみましょう。ロングヘアの場合は、耳を出して低い位置で1つにまとめるのがベターです。前髪が長い場合はお辞儀をしたときに落ちてこないように、耳にかけるかピンでとめましょう。毛先が傷んで黄色っぽくなっていたり、明るすぎる髪で根元がプリンになっていたり、まとまっていない髪では、清潔感を感じませんし、「採用しても大丈夫か?」「採用したらどんな髪型で仕事するんだろう?」という不安を抱かれてしまう可能性もあります。見た目でのマイナスはもったいないですよね!明るすぎる髪は、余裕を持って暗い色に染めておきましょう。



訪問~受付までのマナー

一般的な企業における転職活動の面接は、一次・二次・三次面接、役員・社長面接のように、基本的に複数回に分けて行われるのが一般的です。一方、看護師における転職活動の場合、複数回の面接を行う必要はなく、一回のみで合否が決まるケースが多いのが特徴です。そんな貴重な面接だからこそ、応募先の病院や施設に対して、自分自身をしっかりアピールする必要があります。面接は、書類選考では伝えきれなかった自分の魅力や個性を伝え、好印象を残すチャンスなのです!面接がなかなかうまくいかないとお悩みの方は、ひょっとすると思わぬところでNG行動をとってしまっているのかもしれません。意外と知らない、訪問や受付、面接中のマナーを一つずつ確認していきましょう。



訪問時のマナー


訪問前に身だしなみの最終チェック

面接会場(病院や施設など)の近くまできたら、最寄り駅のトイレなどで身だしなみチェックを済ませておきましょう。「自宅でしっかり準備した」という場合も、念のために最終チェックをしておきます。髪型やメイクなど、顔まわりのチェックは手鏡を携帯すると重宝します。建物に入ってからだと、あたふたと身だしなみを整えている様子を先方の面接担当者やスタッフに見られてしまうかもしれません。それがマイナスな印象につながる可能性もあるので、避けた方が無難です。

暑い日は、面接会場につくまではジャケットを手に持っていてもOKです。ただし、シワにならないように注意しましょう。冬場のコートは、建物に入る前に脱ぐのがマナーです。これは、室内に外のホコリや汚れを持ち込まないためです。脱いだら畳んで手に持ってから、建物に入りましょう。



早すぎNG!?目安は面接開始時間の5~10分前

面接で大切なマナーの一つに「時間」があります。自分では「これくらい前に行くのが良いだろう」と思っていても、そうとは限らないこともあるようです。不安なく面接を受けるためにも、時間のマナーについて確認しておきましょう。

遅刻は当然ながらNGです。面接当日は余裕を持って自宅を出発し、約束の10分前には到着するよう心がけましょう。面接担当者により受け取り方は異なるため、一概に何分前とは言えませんが、一般的には面接の約束時間の5~10分前に到着するのが良いと言われています。少しだけ早めに到着することで心にゆとりが生まれ、落ち着いて面接に臨めるでしょう。面接開始の1分前など、ギリギリでの到着も避けたいところ。開始時間の直前に到着時間を設定していると、電車遅延などのトラブルがあった場合、面接に間に合わなくなる可能性も出てきます。たとえ交通トラブルが原因だったとしても、対策を取らなかったあなたへの印象が悪くなる場合があります。

社会人として、時間管理はできて当たり前のこと。たとえ予期せぬトラブルで遅刻してしまったとしても、面接担当者によっては、「時間管理ができていない」「仕事においてもルーズなのかもしれない」と、マイナスイメージを持ってしまう可能性もあります。面接担当者も、日々の業務の合間をぬって面接の時間を設けてくれているのです。遅刻をすると相手のスケジュールを狂わせてしまうことになるので、時間管理は徹底して行いましょう。

ここで気を付けたいのは、10分前というのはあくまで「面接を受ける病院や施設に到着(訪問)する時間」ということです。10分前に「建物の前に到着した」だけでは安心できません。なぜなら、入り口が分かりづらくて迷ってしまったり、エレベーターが混雑していたりすると、到着するのが遅れてしまう可能性もあるからです。そのような場合、たとえ面接時間に間に合ったとしても「着いてすぐ面接」ということになってしまいます。面接前に深呼吸をして、リラックスする時間を取っておくためにも、現地に着くのはもう少し早めの時間を設定しましょう。早く着いてしまっても、近くで時間をつぶしながら、面接への準備をしておけばいいのです。



早過ぎる到着も実はNG!

遅刻を避けるために、「30分~1時間早めに到着しよう」と考える方がいます。でも、「あまりにも早く」着いてはいけないのです。もちろん遅刻はNGですが、逆に早すぎる到着時間が採用担当者の迷惑になることがあります。採用担当者はまだ他の業務をしているかもしれませんし、面接で使用する部屋や待合室が空いておらず、困ってしまうことも考えられます。せっかく余裕を持って早めに来たのに、「相手への配慮ができない」という悪い印象を与えてしまっては本末転倒です。最寄り駅に早く着き過ぎた際には、近くのカフェで面接の最終チェックをするなど、到着時間を調整してから面接会場へ向かいましょう。



遅刻しそう!どう対処するべき?

面接の日は遅刻をしないように、誰でも細心の注意を払いますよね。でも、トラブルや、思いがけないミスは突然起こります。十分な注意をしていても遅刻してしまうことはあるのです。よく起こるのは「電車遅延」です。数分の遅延で済めばまだよいのですが、1時間以上の大幅な遅延に巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。また、「早く起きすぎて二度寝し、寝坊してしまった」「面接の前に入っていた予定が延びてしまった」「道に迷ってしまった」「会場・開始時間を間違えてしまった」など、自分では想定していなかった事態で遅刻してしまうケースもあります。

その際には、遅刻することが分かった時点ですぐに電話を入れて到着時刻を連絡します。遅刻するかしないかギリギリの状態であっても、遅刻する理由が何であっても、とにかく連絡をするということを覚えておきましょう。メールは相手がいつ読むか分からないため、遅刻の連絡を企業が確認できない場合もあります。最悪、無断欠席だと認識されてしまう恐れもあるので避けましょう。相手は忙しい中あなたのために面接の時間を割いてくれています。つまり、スケジュール通りに面接を行うことができないと、その後の業務にも支障をきたしてしまうのです。まずはきちんとお詫びをした上で、「電車遅延で遅れます」など、遅刻の理由を簡潔に伝えましょう。場合によっては、面接の時間をずらして再設定をしてもらえる場合もあります。到着後に採用担当者から遅刻に対する注意を受けることがあるかもしれません。担当者の言葉をしっかり受け止め、改めて謝罪をしましょう。あなたの真摯な態度が伝われば、逆に好印象を与えるでしょう。



訪問できない際の連絡は前日までに

何か特別な事情で面接日に訪問ができなくなってしまった際には、わかった段階ですぐに連絡を入れましょう。最低でも、前日までには伝えるのがマナーです。きちんとした事情があれば、面接日時を再設定してくれる可能性は十分にあります。一番避けたいのは、当日のキャンセルです。台風などの交通トラブルだったとしても、できるだけドタキャンは避けたいところです。天気予報などを見て、不安を感じた際には早めに連絡するなど、なるべく迷惑のかからない対応を心がけましょう。



受付時のマナー

コートや上着は建物に入る前にきれいに折りたたみ、携帯電話の電源はOFFにしておきましょう。マナーモードでもOKですが、よほど緊急の電話が控えている場合でなければ、電源を切っておくのが無難です。身だしなみをいま一度チェックしてから、受付に向かってください。

受付で伝えるのは
約束の時間
担当者名
訪問理由
名前
以上の4点です。受付の方が、採用担当者にスムーズに声をかけられるように、はっきりした声できちんと伝えましょう。

受付での始めの挨拶は「こんにちは」で問題ありません。午前11時頃までは「おはようございます」にするなど、時間帯に合わせて挨拶の言葉を変えてもいいでしょう。その他、「お世話になっております」でも大丈夫です。「すみません」「あの」などの呼びかけや「お疲れ様です」「ご苦労様です」など、職員同士が交わす挨拶はふさわしくないので控えましょう。



控室で待つときのマナー

受付後、面接の準備ができるまで廊下や待合室などで待機をすることがあるかもしれません。そのようなときも気を抜かず、背筋を伸ばし、静かに待ちましょう。すでに面接は始まっています。一人になったからと油断してスマホを操作したり、居眠りをしたりなどは絶対にやめましょう!キョロキョロしたりせず、資料を見るなど静かに待機しましょう。



入室時のマナー

面接会場への入室の仕方は、面接官が待つ部屋に入る場合と自分が先に部屋に入って面接官を待つ場合の2パターンあります。

面接官が待つ部屋に入るとき

① ノックを3回してからドアを開ける
名前を呼ばれたら、はっきり「はい」と返事をし、面接室に向かいます。ドアをゆっくりと3回ノックします。面接官に、「どうぞ、お入りください」と言われてから、「失礼します」と断りドアを開けましょう。返事がない場合、再度ノックします。それでも返事がない場合は「失礼します」と声をかけ、ドアを開けるようにしてください。「失礼しまーす」と伸ばして発音しないように気を付けましょう。


② 面接官にお尻を向けないようにドアを閉め、挨拶&お辞儀をする
扉を閉める際、後ろ手で閉めるのはマナー違反になります。ドアの方に振り返ってから、静かに閉めるようにしましょう。ドアを閉めたら面接官の方へ向き直り、30度の角度でお辞儀をします。お辞儀の前に「よろしくお願いいたします」と述べるのもOKです。


③ イスの横に立つ
入室したらイスの横に立ち、面接官の目を見て、自分から明るい声のトーンではっきりと挨拶をします。
「〇〇〇〇(名前)と申します。本日はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇〇〇(名前)と申します。よろしくお願いいたします」
と挨拶し、その後、深くお辞儀(45度)をします。このとき、言葉とお辞儀が同時にならないように注意しましょう。


④ 着席の指示があったら「失礼いたします」と言って座る
面接官に「(席に)おかけください」と言われたら、「失礼いたします」と挨拶し、浅めのお辞儀(15度)をしてから座ります。このときも、言葉とお辞儀が同時にならないように気を付けましょう。バッグはいすの横に置くか、いすの脚に立てかけましょう。座るときは、あまり深く腰をかけないように気を付けましょう。イスに3分の2程度腰をかけるイメージで、背筋を伸ばしあごを引きます。両膝を閉じ、両手は重ねてひざに乗せましょう。
※カバンを椅子の横の床に置いてから座る


自分が先に部屋に入るとき

① 面接室に入ったら、入り口に近い席付近(下座)で立って待つ
※座るように指示があった場合は座って待ちます。


② 面接官が入ってきたら、立って挨拶とお辞儀をする
※このタイミングで持参した履歴書や応募書類を担当者に渡すことが多いので、あらかじめ封筒から出して用意しておくのがおすすめです。


③ 面接官から着席の指示があったら「失礼いたします」と言って座る


④ 面接の機会をもらったお礼&お辞儀をする
「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」



以上が、面接会場へ入室するときに気をつけたいポイントです。面接を控えている方は、今回ご紹介した内容を参考に、シミュレーションをしてみるのも効果的です。移動中や寝る前など、スキマ時間を活用して練習することができます。何度もシミュレーションするとより効果的です。



お辞儀の仕方のマナー

お辞儀はビジネスマナーの基本と言われる「お辞儀」。お辞儀の種類をきちんと理解して、シーンに合った正しいお辞儀ができるようにしておきましょう。
お辞儀にも頭の垂れる角度により種類があります。軽いおじぎとして扱われる「会釈」、一般的なおじぎの「敬礼」、丁重に行うおじぎの「最敬礼」の3種類です。面接では礼の形を覚えておくことをおすすめします。たとえば、入退室時は「失礼いたします」と言い敬礼で30度の会釈、自己紹介時の「よろしくお願い致します」や面接終了時の「ありがとうございました」という時は最敬礼で45度の会釈が最適です。面接会場の廊下やロビーなどで他人とすれ違う際は「会釈」で問題ありません。男性の場合は、手を体の脇にそろえます。
女性の場合は、手を体の前にそろえます。このように、シーンによって会釈と敬礼を上手く使い分けることができるように心がけましょう。


はじめに、相手に好印象を与えるお辞儀を紹介します。
① 直立不動(気をつけ)の状態から、相手(面接担当者)の顔を正面からきちんと見る
② 首や背筋がぶれないように注意し、上半身を傾倒する
③ 上半身を傾倒したら、そのまま一呼吸止める
※これがきちんとできることにより、メリハリがついて綺麗なお辞儀になります。わざとらしくなってしまうので、長く止めすぎないように注意しましょう。
④ 傾倒するときよりもゆっくりと上半身を起こす


次に相手に悪い印象を与えるお辞儀を紹介します。
① 上半身を傾倒するのではなく、頭のみを倒してお辞儀する
※軽すぎる印象を与えてしまいます。
② 猫背のままお辞儀をする
※だらしなく見えてしまいます
③ 目線を下げずに正面を見たままお辞儀する
※値踏みしているようでとても感じが悪くなります。
お辞儀ひとつで面接担当者の気分を悪くしてしまうのはもったいないですよね!例を参考にして、駄目なお辞儀にならないように気を付けましょう。



言葉づかいや受け答えのマナー

言葉遣いや受け答えの仕方が悪いことで、相手に不快な思いをさせ、悪い印象を与えてしまうのは、面接に限ったことではありません。先輩など、目上の人と話す時にも同じことが言えます。話し方のマナーが悪いと、自分では気づかないところで、相手を不快にさせてしまっているかもしれないのです。面接官は、面接をとおしてあなたの人となりや日常の仕事ぶりを見ているのです。これから一緒に働く人を採用するので、なおさら言葉遣いや受け答えのマナーはしっかりとチェックします。話し方のマナーが悪いと、どんなに良いことを話していても評価が低くなってしまいます。話し方一つで評価が分かれる可能性があるので、十分に注意する必要があります。



面接の一人称は「わたし」?「わたくし」?

一人称については、「わたし」「わたくし」のどちらでも問題ありません。一般的に「わたくし」のほうがよりフォーマルな印象を与えられます。面接の場では、緊張して舌がもつれることもあるので、話しやすいほうを使うとよいでしょう。自分の名前を一人称にしたり、「自分は」などと言うのはNGです。



面接は「です・ます調」でゆっくり&はっきりと!

面接での言葉遣いで注意すべきことは「です・ます調」ではっきり話すことです。普通の丁寧語で話せば問題ありませんが、語尾が曖昧だと良い印象を持たれません。質問に対して答えるときは「○○だと思うのですが」「〇〇みたいなんですけど」「多分〇〇です」といった曖昧な表現は避けましょう。人は緊張していると、いつもより早口になる傾向にあります。早く話すと相手にとって聞きづらいだけでなく、自分の気持ちもあせってしまいます。面接時も例外ではないので、早口にならないよう、少しゆっくりになるように意識して会話してみましょう。



敬語は正しく使いましょう!

丁寧に話そうとするあまり、誤った敬語を使ってしまうと「普段からあまり敬語を使い慣れていないのでは?」とかえってマイナスな印象になってしまいます。丁寧語・謙譲語・尊敬語の違いや使い方など、最低限の敬語は身につけておくといいでしょう。

その他、「えー」「えっと」「あー」「あのー」といった間を埋めるためのつなぎ言葉や、語尾が伸びているなど、無意識に口から出てしまうことも多いので注意が必要です。

また、自分が所属している(していた)病院や施設には敬称を使わないようにしましょう。在職中の場合は「現職」、すでに退職している場合は「前職」になります。「わたしの病院」や「うちの病院」など、砕けた言葉はNGです。医療機関や介護施設の正しい敬称にも注意しましょう。履歴書などの書き言葉の場合は「貴院」「貴施設」となり、面接などの話し言葉の場合には「御院(おんいん)」「御施設(おんしせつ)」となります。「貴」と「御」は接頭助詞の尊敬表現で、「貴」は書き言葉として使われて、「御」は話し言葉として使われることを整理しておきましょう。ちなみに、小規模の医療機関である「クリニック」や「診療所」の場合、「貴クリニック、御クリニック」「貴診療所、御診療所」でも問題はありませんが、あまり耳慣れない表現なので、多少の違和感を覚えるかもしれません。この場合「貴施設、御施設」の敬称を代用しても失礼には当たりませんので、場面や状況に合わせて使い分けましょう。



面接での効果的な話し方は?

話し方としては、口の中でモゴモゴ話すのではなく、一つ一つの言葉をきちんと発音し、面接官が聞きやすいように配慮しましょう。また、面接担当者の質疑にはすぐに回答しないのも重要です。間を置かずに回答すると、大抵失敗してしまいます。質問に対して慌てずに一呼吸置いてから落ち着いて回答しましょう。話すときに面接担当者をきちんと見るのも好印象を与えるポイントです。話をするときは、きちんと目を見て話しましょう。普段慣れていないと上手くできないので、日頃から相手の目を見て会話するように心がけましょう。真っ直ぐな視線は、面接担当者に好印象を与える。意志の強さや誠実さも伴うため、強い意欲も伝えることができます。ただし、終始一貫それを続けるのは逆効果です。あなたもひたすら凝視されたら、少し怖くなってしまいますよね。「面接官の目を見る」という基本は基本として、自然に目線、視線を動かす工夫も不可欠です。具体的には、「面接官の眉間、鼻、口元」などに、視線を移すとよいでしょう。どうしても相手の目を見て会話することが苦手な場合は、顔全体をやんわりと見る感じ、そして、目ではなく鼻から下に目線を向かせるようにするとよいでしょう。



面接官の話を聞くときも礼儀正しく自然に

面接では話すときだけではなく、面接官の話を聞くときのマナーも見られています。
面接官の話をだらしない姿勢で聞くのはもちろんNG!イスの背もたれは使わず、常に背筋を伸ばしましょう。面接では自然な表情で、面接官としっかり目を合わせることが大切です。
面接で緊張してしまうのは仕方のないことですが、表情が硬くなってしまったり、いろんなことを考えすぎて相槌を打つのを忘れてしまったりすると、「ちゃんと聞いているのかな?」「内容がわかっているのかな?」と面接官が不安になってしまいます。明るい自然な表情を意識して、適度に相槌をうつようにしましょう。
面接は一方的に話す場ではなく、対話をする場だということを意識しましょう。



面接終了後のマナー

面接官から、「これで面接を終わります」や「結果は○日以内にご連絡さしあげます」という旨が告げられたら、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」と座ったままお礼&お辞儀をします。立ち上がり椅子の横で、「ありがとうございました。失礼いたします」と再度挨拶を&お辞儀をします。手荷物を持って、ドアを開け、再度面接官に向き直って「失礼します」と軽く一礼をしながらドアを閉めて退室しましょう。部屋から退出するときも丁寧な行動を心がけましょう。
面接のあとに施設内を見学させてくれる場合も多くあります。見学についても、見学するときの注意点や、見学中の質問などをチェックしておくとよいでしょう。



面接後の振る舞いにも気を付けて!

面接が終わっても、建物を出るまでは気を抜いてはいけません。
すれ違うスタッフに挨拶をする
スマホの電源を入れない
担当者が出口まで見送りをしてくれる際は、再度振り返りお辞儀をする
ジャケットのボタンをはずしたり、髪をほどいたりしない
最寄り駅など、施設周辺でダラダラしない
など、急に気を抜かないように注意しましょう。気を抜いた瞬間をスタッフが偶然目にしていたりすると、マイナスな印象を与えてしまうかもしれません。家に帰ってからゆっくり寛ぎましょう!


最後までお読みいただきありがとうございます。他にも気になること、ご質問などございましたら、弊社コンサルタントまでお気軽にご連絡ください。


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